当サロンでは、妊活のために通われるお客様には、基本的に6か月間継続して通っていただけるようにお話をしています。
はじめて聞く方は、「えっ!6ヶ月も通わなくちゃいけないの?」と思う方もいると思うのですが、妊活のために体質改善をするのなら、よもぎ蒸しに限らず何を取り入れるにしても、6ヶ月間は続けないと意味がありません。
よもぎ蒸しや施術を6ヶ月続ける根拠とは?
卵子が成長をはじめて排卵するまでに6ヶ月の時間がかかるからです。
そして何年も何十年も積み重ねてきた食生活や生活習慣を改善し、体を本来の自然な状態に戻すのにもやはり6ヶ月という時間は必要です。
その間にいかに血流を良くして卵巣に栄養を与えるのか、ホルモンバランスを整えて、脳からの指令を正しく子宮卵巣に届けるのかが重要になってきます。
例えば、「そろそろエストロゲンさんはおしまいにして、プロゲステロンさんの出番ですよ!」と脳が指令を出しても、それが血流にのって卵巣に届かなければその通りにホルモンは分泌されません。
エストロゲンはいつまでもだらだらと分泌されてしまうかもしれないし、プロゲステロンは待ちきれなくて見切り発車のずれたタイミングで飛び出してしまうかもしれないのです。
こうなると、生理周期も乱れて排卵が正しく行われず、当然妊娠は成立しません。
仮にうまく排卵できたとしても、子宮の準備が整わずにふかふかの温かい子宮内膜が育たないので、着床が難しくなるでしょう。
妊娠とは?
妊娠するということは、全ての過程が精密に機能して完璧に整うということです。
だから妊娠や出産は、いくつもの奇跡の積み重ねだと言われるのです。
この奇跡を生み出すための準備に6か月がかかり、7か月目からがいよいよスタート台に乗り本番です!
6ヶ月かけて、質の良い元気な卵子を育てあげ、その卵子が受精卵となってころころと卵管を転がって。
6ヶ月かけてメンテナンスした子宮内膜にフィットするように着床してくれることを目指します。
どうやってメンテナンスしていくのか?
よもぎ蒸しと一緒に施術を組み合わせることで相乗効果が現れるので、コースで受けられることをお勧めいたします。
お客様の治療状況や、生理周期に合わせた取り入れ方をお客様ごとにご提案させていただきます。
よもぎ蒸し
まず、よもぎ蒸しで冷え切った体を温めてあげることで、身体の巡りを良くすることができるし、よもぎ自体の効能も膣や肛門の粘膜からダイレクトに吸収できます。
≪ハーブの女王≫とも称されるよもぎは、女性特有のお悩みや不調(例えば便秘や貧血、肌荒れや冷え)の改善、免疫力のアップに優れた効能を発揮してくれます。
足つぼ
更によもぎ蒸しと一緒に足つぼを行うことで、老廃物を流してくれたり、臓器一つ一つに「頑張れ!もうちょっと働いてね」と刺激を送ったり、逆に弱っていたり疲れている臓器もわかるので、食事や生活の中での注意点や改善点が分かってきます。
骨盤調整
生活習慣や姿勢のくせによって、人の骨盤はだんだんと位置を変えたり、歪みが生じて、血管やリンパ管の通り道を狭くしてしまうことがあります。
そのためその歪んだ骨盤を周りの筋肉や筋を緩めることにより、骨盤を定位置へと戻していきます。
そうすることで、上体から降りてくる大きな血管やリンパ管の通りが確保され、血流も滞りなく循環も保たれます。
また、年齢とともに下垂してくる臓器を持ち上げる効果もあります。
腸セラピー
腸セラピーをすることで、便秘の改善と腸の血流が良くなることで、そこに隣接する子宮や卵巣にも熱や栄養を十分に届けてくれるようになります。
強弱をつけた丁寧な手技に、リラックス効果も抜群で殆どのお客様が寝てしまいます。
まとめ
6ヶ月を長いと思うのか短いと思うのかは、人それぞれの間隔や価値観で変わってきます。
何十年も続けてきた食事や生活でもし今の不妊体質が出来上がったのだとしたら、本来はそれと同じかその何倍もの時間をかけて改善していかなければいいけません。
ですが、妊活さんにその時間はありません。
セルフメディケーションだけで改善しようと思ったら、続けてきた時間の倍の時間をかけなければいいけないところを、コンスタントに施術を取り入れることにより、より早く改善が見込めるようになります。
「やってみよう!」と思い立ったのなら、まずは6ヶ月しっかりとじっくりと向き合い、続けてみて下さいね。
心が折れないように、毎回通うことが楽しみになるような空間をご用意してお待ちしております。